IR情報を活用した株式購入の裏ワザ

上場企業には、投資家に説明する情報を上げることはIR情報と言います。この投資家へ説明する内容の詳しさとか頻度は企業によって大きく違ってきます。この賞の大賞とかもあったりしますが、基本的に投資家に説明をしっかりしている企業の方が株価は高い可能性があります。なので、しっかり開示情報を出している会社の株価を買おうというのは一つの株を買う正攻法ともいえます。しかしながら、常にいい開示情報を出している会社というのは、当然のことながらそのことを現時点の株価に含んでいるともいえます。また、何より一番重要なのは、会社の業績そのものになります。会社の業績を上げずに開示情報に頑張っている会社は状況によっては反動によって大きく下げることもあるので注意が必要です。

企業のIRを掘り下げて読み解いていきます

さて、当然ですが企業は株価を上げたいと思っている企業が大半です。従いまして、開示情報に関してもいい情報をあげたいと思うのは当然です。なので、開示する情報の中に新商品を出して売り上げ目標などがよく書いてあることもありますが、それはあくまでも目標であってコミットメントではないことはしっかり認識しておくべきです。ただ、新興企業などでは、この新商品を出したりすると大きく株価が変動することが多々あります。それは大企業と比べて一つの製品が当たると会社に大きな影響を与えることが理由の一つとなります。従って同じような開示情報でもどれぐらいの規模の会社がその情報を出したのかとかは重要な要素となります。目標としている売上でも、それがその企業に対してどれぐらいインパクトがあるかなどが重要な要素といえます。

IRに積極的ではない会社は買うべきではないのか

ただ、だからといって開示情報に対して積極的でない会社は買うべきではないわけではありません。先ほども書きましたが、ある意味開示情報に対して積極的ではないということは、今の株価に対して十分に織り込まれている可能性もあります。逆に今まで開示情報に積極的ではなく急に積極的になったりすればそれは株価に対して大きなインパクトを与えることになります。また、基本的に開示情報に積極的になる会社は株主の要求にこたえようとしてきます。株主の要求の中には、自社株買いや配当政策の向上など株主に向いた政策をすることになります。それによって株価全体を押し上げることもありますので、開示には積極的ではないが、業績は文句ない会社というのは、株を買う中の候補として考えるのも面白いといえます。